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スギ花粉飛散前に症状が出るのはどうしてか?

関東地方ではスギ花粉の飛散が確認され、いよいよスギ花粉症の方にとっては注意しなければいけない時期になりました。
こちら山形では例年、東京よりも3週間ほど遅れて花粉の飛散が始まります。
以前の常識では、その時期から花粉症が発症し始めると考えられていました。
ところが実際診療していますと、随分早い時期から、花粉症の症状の出る方がいます。

実は最近の研究では、スギの花粉の粒子が観測される時期よりもずっと早くから、スギ花粉のアレルゲンそのものであるCry j1は空気中を漂い出すことが分かってきました。

詳しくは、山形県衛生研究所のサイト中の山形県の花粉情報というページにあるのですが、ここ山形市でも1月末にはもうCry j1が検出されていたとのこと。確かにこの時期から症状があるというスギ花粉症の患者さんもいらっしゃいますので、一般的な花粉情報では飛散前でも症状が出てしまうというのは、この微量なアレルゲンを吸入してのことなのでしょう。

スギ花粉症の場合、初期治療といって、スギ花粉の飛散開始日、あるいは例年症状の現れる時期の2週間程度前から抗アレルギー薬を飲んでおくのが推奨されています。それは、この微量なアレルゲンを吸入することにより、自覚症は示さないまでも、過敏性が高められていくことを防ぐ意味があるのです。

スギ花粉症と一言で言っても、個人個人で過敏性は異なります。人間花粉センサーのように敏感な方もいますし、ある程度の量の花粉が飛び始めてから症状が出てくる人もいます。
初期治療の開始時期は住んでいる地方や、この敏感さの加減によって変わってきますし、もし既に花粉の飛散が始まっている地方に出かける予定などがあらかじめ分かるようでしたら、それに合わせて早めに抗アレルギー剤を飲み始めることをお勧めします。

いずれにしても、毎年抗アレルギー剤を飲み始める時期は忘れない様にすることが肝心ですね。
例えば当地、山形であればバレンタインデーになったら耳鼻科に行って相談する、なんていうのはどうでしょうか。

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