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秋の花粉症

山形市では花笠祭りも終わり、もう夏もピークを過ぎつつありますが、今年は立秋を過ぎても梅雨はついに開けず、ジメジメした日が続きます。
そんな中でも、田んぼのイネは花が終わり、もういつの間にか穂を付けていました。ちょうど稲穂が見え始めるこの時期から、鼻の調子が悪くなり、カゼでもないのにくしゃみ、鼻づまりの始まる人がいます。そう、秋の花粉症というのですが、実はヨモギ、ブタクサなどのキク科雑草が原因です。ちょうど稲穂が実り始める時期に一致して具合が悪くなるので、”イネ”の花粉症と思っている人もありますが、イネの花の咲くのはわずか2日間ぐらいですから、イネの花粉症というのはあまりないんですよ。ちなみに、初夏に起こる「イネ科雑草」花粉症というのはまた別物なのです。

では、今日はこの辺で。
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テーマ : 花粉症
ジャンル : 心と身体

東北のスギ花粉は今がピークです。

『春本番の陽気で花粉の飛散も増加!でも、ヒノキ花粉は東日本でストップ!?』

(Yahoo!天気情報より。)

スギ花粉の飛散時期は地方によって違って、温暖なところ程早く始まって早く終わります。
私の住む東北地方のほぼ中心にあります、山形市を例に取りますと、飛散開始は2月末か3月中旬で、4月末が飛散終了で、ピークは毎年この時期4月上旬です。

一方、西日本ではスギ花粉の飛散はそろそろ終了のようですが、一旦症状が良くなったのに、最近再びぶり返してきている場合は、ヒノキ花粉症が疑われます。スギ花粉とヒノキの花粉は抗原性が似ているので、どちらかにアレルギーがある人は他方にも反応する方が多いんですよ。

ところが、こちら東北地方ではヒノキ花粉は心配しなくても良いのです。それは東北にはヒノキの植林も人工林もないから。ただしカモガヤやハルガヤを初めとしたイネ科雑草の花粉はゴールデンウイーク明けから飛び始めます。イネ科雑草はむしろ東北地方に多いので、これには要注意です。

テーマ : 花粉症
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サイト紹介「はなこさん」

環境省花粉観測システムはなこさんというサイトをご存じでしょうか?全国の観測地毎の花粉の量をリアルタイムに表示していますので、例えば出かける時チェックしておけば、出先の花粉の量がわかり対処もしやくなります。
はなこさん1現在の東北地方における飛散状況です。新潟、山形、宮城の各県は一番大きい丸で覆われていますから、現在非常に大量の花粉が飛散していることがわかります。

こちらは過去7日間の花粉量の推移。順次更新されていくので、リアルタイムに花粉の量の推移を知ることが出来ます。
はなこさん2
山形県衛生研究所(山形市)のデータです。画像をクリックしていただくと分かりますが。今日は多すぎて測定不能です。

これから山形は一年の中でスギ花粉の最も多い時期です。
ぜひ「はなこさん」などの花粉情報を利用して、効率的に予防していきましょう。

テーマ : 花粉症
ジャンル : 心と身体

抗アレルギー薬ー花粉症の治療薬についてー

抗アレルギー薬は処方箋を必要とするもの、しないもの、多くの種類のものが発売されていますが、大きく作用機序で分ければ3種類。「抗ヒスタミン作用のあるもの」、「ヒスタミン以外の化学伝達物質の作用を抑制するもの」、「ステロイド」です。

また、それぞれについて内服と点鼻があります。色々な薬剤、剤型があるのは、アレルギー性鼻炎の症状の多様性、患者さんの年齢やライフスタイルなどに対応するためですが、それぞれの特徴について記事にします。

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【抗ヒスタミン作用のあるもの】
アレルギー性鼻炎の諸症状のうち、くしゃみ、鼻水を抑える働きが強い。鼻、目、皮膚の痒みを和らげる作用もある。逆に、鼻づまりに対する作用はさほど強くはない。かなり昔からあり、風邪薬などにも含まれる。古くからあるものは、口が渇く、眠くなるなどの副作用が強かったので、副作用を抑える方向で改良が進んできた。以前のものでは、個人差もあるが、運転できなかったり、仕事や勉強にも支障の出るほど眠くなることもあり、内服したいができないという患者さんも多かった。しかしこの数年の間に、眠気のない薬が何種類か発売された。さらには抗ヒスタミン作用のみならず、好酸球抑制作用なども併せ持ち、より広い意味でのアレルギー反応を抑えるように改良され、鼻づまりにもある程度効くようにはなってきている。医薬品リストなどでは本来の「抗ヒスタミン薬」ではなく、「抗アレルギー薬」と分類されている。

ザジテン、セルテクト、レミカット、アレジオン、エバステル、ジルテック、アレロック、アレグラ、クラリチンなどがある。最近の傾向として、「内服の回数を少なくする(一日1回~2回)」、「水なしでも飲める」などして、飲み忘れがないように工夫している薬剤が多くなっている。いずれにしてもアレルギー性鼻炎の治療では、まず最初に試みるのがこの抗ヒスタミン作用を有する抗アレルギー薬の内服である。
ちなみにアトピー性皮膚炎やじんま疹の時の痒みもまた、ヒスタミンが悪さをして起こるので、それらの皮膚疾患に対する適応を併せ持つ薬が多い。

【ヒスタミン以外の化学伝達物質の作用を抑制するもの】
ロイコトリエン受容体拮抗剤(オノン、キプレス)、トロンボキサンA2阻害剤(バイナス)などがある。眠気がないのと、鼻づまりに対する作用が強いのが利点であるが、比較的薬価の高いのが欠点である。鼻の粘膜肥厚による鼻づまりと、気管支粘膜の肥厚による呼吸困難や喘鳴は同じ様な病態で起こってくるので、それを抑えるこれらの薬は喘息にも適応のあるものが多い。アレルギー性鼻炎(花粉症も含む)で、くしゃみ、鼻水、鼻づまりがいずれも強い場合は、抗ヒスタミン薬とこれらの薬を併用することもある。

【内服ステロイド剤】
ステロイド剤と抗ヒスタミン剤の合剤である、セレスタミンがよく使われる。ステロイドの強さとしては、プレドニンに換算して2.5 mg程なので、ステロイドとしては決して強い方ではないが、長期に渡り内服すると副作用の懸念が出てくる。したがってファーストチョイスというよりも、抗アレルギー薬で効かない難治例に対して用いられることが多い。

【点鼻液】
点鼻には、抗アレルギー薬、ステロイド、血管拡張剤がある。抗アレルギー薬とステロイドの点鼻は比較的副作用も少ないので、抗アレルギー薬の内服に追加する形でよく併用される。また、妊娠している方の場合でも、内服よりも薬剤の血中濃度はかなり低く保たれる利点があるので、妊娠中期、後期には使用可能なものが多い。

血管収縮剤は、鼻づまりに対して即効性があるが、数時間すると再びつまってくる。連用すると、「薬剤性鼻炎」となり鼻づまりが逆に強くなる。苦しくて眠れないときなどに使うのは良いが、最小限の使用にとどめるべきである。いわゆる市販薬の点鼻には大抵この血管収縮剤が含まれているので、毎日複数回使用していると、逆に鼻づまりは悪化する。薬剤性鼻炎といって、粘膜が腫れたままになるためであるが、そうするとさらに点鼻の回数が増えて悪循環に陥る。1日3回以上点鼻しないとダメという人は特に要注意。早めに耳鼻科を受診した方が得策である。
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ところで、抗アレルギー薬を内服している方が、かぜを引いたらどうするかという問題があります。
かぜを引いたからと内科に行く方もあるかと思いますが、それよりはいつも鼻を診てもらっている耳鼻科で診てもらうのがベストです。内科では何故か抗アレルギー薬をストップして、自分の所から“総合感冒薬”というものを処方したりすることもあります。総合感冒薬というのは市販薬にももちろんありますが、その正体は抗ヒスタミン剤、咳止め、去痰剤、鎮痛解熱剤などをミックスしたものです。しかも含まれているのは古いタイプの抗ヒスタミン剤なので、ボーッとするとか口が渇くなどの副作用は、普段花粉症に対して飲んでいる抗アレルギー薬よりも強いということになりますし、抗ヒスタミン作用以外の抗アレルギー作用は期待できません。それだったら、花粉症に対しての抗アレルギー薬は継続して、それに加えて症状に応じた薬を処方した方が良いのですが、何故か耳鼻科以外に行くと、抗アレルギー薬は中止するよう指示され、市販薬とほとんど変わらない、総合感冒薬を処方されるケースも多いのです。
カゼのウイルスや細菌は鼻や咽の粘膜から侵入しますから、鼻や咽の診察は欠かせません。耳鼻科に元々かかっている方は、わざわざ内科の名医を探すよりは、そのまま耳鼻科で見てもらった方が良いと思うのですが・・・

テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

第679回「花粉症ですか?」

こちら山形県では例年、東京から遅れること3週間程度で、スギ花粉の飛散が始まります。山形県衛生研究所の発表によりますと、県南部にあります米沢市では2月13日に飛散開始下とのことです。当地山形市では飛散開始基準に至りませんが、花粉アレルゲンは1月末から検出されているとのことです。

当院を受診する患者さんを診察していますと、スギ花粉症の方の中でも、非常に敏感な方の場合はもうすでに症状が出てきているようです。理想的には発症前10日ないし14日程度に遡って抗アレルギー薬を内服し始めるのが、初期治療としては理想的です。まだ、発症していなくても、スギ花粉症のある方は早めに受診して下さいね。また、既に発症している方でも、症状がひどくなる前に受診していただくのが良いと思います。

学生さんの中には、これから受験という方もあるかと思います。スギ花粉症の薬は眠くなるという先入観があるかも知れませんが、最近の薬は眠気の少ないものや、全く眠気を起こさずに効果も満足できるレベルにあるものが多いです。ただし市販薬はまだ、古いタイプのものしかありませんから、是非、耳鼻科を受診して自分に合ったお薬を処方してもらいましょう。スギの雄花

こんにちは!トラックバック担当本田です。今日のテーマは「花粉症ですか?」です。まだまだ寒い2月ですが、今年も花粉がすでに飛んでいるようですね。花粉症の人が、すでに鼻が出る・のどが痛い・目がかゆいとかわいそうな状態になっています;。;本田はアレルギー検査をしたときに、杉花粉のアレルギー数値が先生い...
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